春 ~風が吹いたら~
『………。』
『部屋入んぞ。西野にきかれたら、マズいだろ?』
あたしたちは部屋に入り、店長に電話した。
店長と青山社長との待ち合わせは、高級レストラン。
潤悟には、上手く仁が言っといてくれるということになり、あたしは家を出た。
-- レストラン。-----
『おぉ!菊原 華恋さん、来たね。今日は、私の奢りだ!これからも、堺店長をよろしく頼むよ。』
・・・・・・・
『はい。できる範囲だけでしたらね。』