アナタの隣で
「ん~そっか…
記念日は俺も忘れるから何も言えねぇな…
大学のことは俺らにはまだ分かんねぇけど
先輩も大学が楽しくなってきたんじゃね?」
「だよね…
私のこと好きじゃなくなっちゃう気がする」
颯先輩との距離を感じた…
「なぁに弱気になってんだよ?
愛梨らしくねぇじゃん
ま、誰にも相手にされなくなったら俺が貰ってやるから~」
「ふふっ…ばぁか
大和なんか嫌だよ~だ」
「なに~!」
大和はいっつもこうやって冗談を言いながら励ましてくれる。
でも…大和の本当の気持ちに私は全然気づいてなかったんだ…