アナタの隣で
さようなら
大和と2人帰っている間は無言だった。
だけど、私の歩幅にあわせてゆっくりと歩いてくれた。
身長が180近い大和と155の私では全部歩くペースが違うもんね…
少し嬉しい気分になっていたが、家の前に立っている人を見て体がビクッとなる。
大和も気づいたようだ…
颯先輩が私の家の前に立っていた…
そして、振り向き私と目が合う。
「愛梨!!」