お姫様の倒産事情

「武田快っちゅーヤツおりまっかぁ!!!!!??」
「あっと・・・っぇっとぉ・・そのぉ・・・」


「快はただいま留守で~す☆」
「っち・・・おい、お前」
「ぁ・・・っはっはい!!」
「お前囮にするけぇ来い!!」
「え、ぇえ!??」


「快も身内とられれば来るじゃろぅ・・・」
「だぁああああああああああああめえええええええええええええええええ!!!」
「ひゃっ・・・」
「!!??なんじゃ!?」
「姫姉連れて行かないでよ!!!!!!!!」
「なんじゃおんどりゃ・・ぐふっぅう!??」


「け、け喧嘩・・・!?」

8人相手に快さん一人で立ち向かう。

えぐい音・・・・

「近所迷惑ださっさと消えろ・・・」
快さんが睨んで不良たちを追い出す。


「おい・・・・」
「・・・・ぁは、っはい・・」
「大丈夫か?」
「・・・・・あの・・・えっと・・・ね、ね寝ます!!」

そう言って逃げた・・・

がちゃ

怖い・・・・



初めてじゃないはずのこの恐怖感・・・

そして血・・・





失ったはずの記憶・・・・






思い出したくない・・・・






どこかへ行って・・・・













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