イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
 そして私は又、1人になった。お昼の時は、石井と一緒だったけど。

 私は自分の存在を認めてくれる物を求めた。それは勉強、試験だった。

 試験勉強を一生懸命頑張った。

 私立高校で進学校のため、英単語100問テストや漢字100問テスト勉強を

頑張った。

 そして、100点、98点、96点を連発した。周りの外部や内部たちも

 「佐岡が?すげえ!」と、

 私の存在を徐々に認めてくれるようになった。

 ある日、石井たちとお昼を食べていたら、こんな話になった。

 「全然、点数取れない・・・悔しい。」

 「私も悔しい!98点だった。100点だったら良かったのに。」

 お昼休憩が終わり、午後の授業の終わりに

 「佐岡!お前に話があるんだよ!」と、石井に呼ばれた。

 「うん?何?」

 「おめえさ、空気読めよ!!赤点のウチらの事バカにしてんだろ?」

 「は?そんなんじゃ。」

 「もう良いよ!!」

 イジメがつまらなくなると今度は、ひがみに走る外部たち。
< 123 / 550 >

この作品をシェア

pagetop