イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
とっさに反論できなかった私も12才だから幼かった。

斉藤だって12才だから幼い。

バカ担任だけは『カンニングは嘘だ』と気づいて欲しかった。

 桜井や斉藤は、どれだけ私をからかいたかったのだろう…

 盗難事件が続き

 「金、なくなっちゃったんだよな~」と耳元で言ってきた斉藤。
毎日のように言われてきて、やってもいないのに…

ストレスが溜まってきた。

 
 ある時、又、バカ粕に呼ばれた。

 「佐岡さん、盗難事件の犯人あなたなの?自供しなさい!」

 「私してませんよ!!」

 「私の下駄箱にこんな紙が入っての。手紙の内容は

 『クラスのお金を盗んだのは佐岡です。』って。」

 「私してないんですけど…だいたいから私カツアゲされてて、

 カツアゲされなくなったなと思ったら盗難事件、最初の被害者は私です!」

 「ふ~ん。本当は警察沙汰になるところだけど仕方ないわね…もう絶対に

 お金は盗まないこと!カンニングはしないこと!約束できる?

 爪の垢かなんかホジって…聞いてないでしょ?!」

 「聞いてます!(怒)」
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