イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~

大学3年生

 大学3、4年は麗欄大学で過ごすことになった。

学科長の坂田先生の話が始まった。
 
 「みなさん、無事に進級おめでとうございます。今日は皆さんにご紹介

したい方々がいます。今学期からウチの大学に入って来られた稲田さんと

佐岡さんです。稲田さん、佐岡さん、自己紹介お願い。佐岡さんから。」

 (なんで私から??)

 「初めまして皆さんこんにちは。編入の佐岡レイです。まだ、この学校のこと

何も分からないですが一生懸命覚えたいです。皆さんと仲良くして勉強頑張って

卒業したいです。よろしくお願いします。」

 緊張してチンプンカンプンな自己紹介をしてしまった私に周りは

笑顔で拍手をしてくれた。(なんて優しいの?!編入して良かった!)

そう思っていた。

 でも、この時から始まっていた。イジメっ子がてぐすね引いて奴隷を待ちわびて

いたなんて・・・。

< 215 / 550 >

この作品をシェア

pagetop