イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
 そして次々と自己紹介が始まった。隣に座っていた女子生徒が立った瞬間

教室が静まり返った。そして私も彼女の第一声で凍りつく事となった。

 「杉田絵里です。よろしくお願いします。」

 思わず顔を覗き込んでしまった。

 そして受け入れられない現実を聞いてしまうこととなった。

 次にニヤニヤしていた生徒の自己紹介。

 「初めまして。3年の小林です。どうぞ宜しく!」

 私は体の血の気が何処かへ行ってしまったような衝撃を受け、固まった。

 (嘘でしょ?!ちょっちお止めてよ!冗談キツいよ!授業クラスに

F4メンバーが2人も?)小林の顔を覚えようと、ジーっと見つめてしまった。

 「編入のレイちゃんって言うの?宜しくね!」

 「・・・」恐怖で声も出ず会釈のみした。

 小林の隣に座っているのが4年生の先輩だった。

 「こんにちは。みんな若いね!私は4年生の大和飛鳥(やまとあすか)です。

できる限り後輩のお手伝いをしたいと思います。よろしくね。」

 「宜しくお願いします。」

 飛鳥先輩は、とても優しく、とても品があってキレイだった。日本人の

キレイさをアピールするかのような顔だちだった。

 
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