イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
 すぐに生徒指導の田無先生が呼ばれた。

 そして田無先生と待っていると、笑い声を響かせながら加賀と植木先生が

入ってきた。

 加賀たちからの視線は感じたが、加賀の顔なんか見れるワケもなかった。

 「加賀さん、佐岡さんと2人きりの時、佐岡さんに【刺す!】

【刺しちゃうよ!】って言った覚えある?」と、優しくさとす植木先生。

 「うん、ある(笑)」(何笑ってるの?(怒))

 「冗談だったの?本気だったの?」

 「うーん。脅し。」

 「本気じゃなかったんだね?」

 「うん!」

 「でも、佐岡さんは、加賀さんの発言を聞いて、どう思ったの?

佐岡さん。」

 「怖かったです。」

 「だって。なんで佐岡さんをイジメたの?」

 「昔、レイって子に【CDに傷をつけたのは加賀だって】イジメられて(涙)」
 
 「それでフラッシュバックしてレイさんをイジメたんだね?」

 (おいおい!!イジメた奴の肩を持つのか?)

 「うん。」

 「もう、佐岡さんに今後一切、変なメールを送りつけたり、奴隷のような

扱いしないように、ココで約束しなさい!!」

 「はい。」(ホッとした。)

 しかし、田無の話で険悪なムードに。

 
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