イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
 「理紗ちゃん!菜穂ちゃん!!」

 「あ、佐岡さんに話しかけられちゃった。」

 私は瀬里葉と友だちであって理紗や菜穂は友だちじゃなかった。

 「理紗ちゃんや菜穂ちゃん、手話部に入ったんだ?!」

 「悪いですか?」

 「いや、悪くないよ!!!一緒にやろう!」

 「てか、先輩こそなんで手話部に居るんですか?」

 「え???」

 なんで?と言われると困った。私は反撃した。

 「理紗ちゃんたちこそ、なんで手話部に入ったの?」

 「そりゃ、男にモテる為だよ!ね~。」

 「ね~。」

 「え?」

 「いや、今、【オレンジデイズ】っていう手話のドラマ流行ってるじゃん?」

 「うん・・・」

 「私も、あんな楽しい胸踊る学園生活送りたいから。手話が出来れば

男にモテると思うから!!それに私たち美人だから!アーハハハ!」

 確かに瀬里葉と理紗と菜穂は美女3人組の新入生とあだ名が付いていた。

 「先輩、手話部に居座る気ですか?要らないのに!必要とされてないのに。」

 「やっぱり・・・?」

 
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