イジメ・体罰・虐待～私の受けてきた暴言暴力～

　「分かってるんでしょ？やりなさいよ！！」先輩が怒鳴った。

　目を丸くして琥珀を見ると琥珀がビビっていた。

　「できません！！」

　「出来ないじゃないでしょ！？」

　「本当に出来ません。」

　「やりなさい！って言ってるでしょ（怒）！！！」

　「すいません、出来ません。」

　「手話部に居ながらこんな簡単なのも出来ないの？」

　「・・・・」

　「本当に手話がやりたい子が部活に入れないで手話やる気のない美貌しか

とりえのない子たちしか居ないなんて。悲しい。やる気のない奴なんか

手話部に要らねぇんだよ（怒）」怒鳴って手話辞典を机に叩きつけた。

　（何？？私の事？？）ぷちパニックで、キョトンとなった学科生・

琥珀・猪鹿・私

　－帰り際－

　「先輩！！ありがとう・・・」先輩に優しく手を取られた。

　「ごめんね。本当に。可哀想・・・優しい手。大丈夫だよ！ちゃんと

分かってるから。」

　「？？？？し、失礼します。ありがとうございました。さようなら。」
　
　「さようなら。」

　何が起こってるの？？坂田に、琥珀たちに手話部を追い出された事、

言ってないのに？？？　何？何？何？何が起こってるのか

このときはまだ、分からなかった。