イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
 模擬で100点取れていたから少々、天狗になっていた私。

 (あんなに頑張っても、こんな結果か・・・やっぱり私ってバカ?)

それと同時に母に罵声を浴びせられる!と不安で落ち込んでいた。

 同じクラスメイトを悪く言いたくはないが、合格する自信がない人は

試験日を伸ばしていた。正直・・・(ずるい)と思った。試験から・期日から

逃げてるじゃん(怒)と思った。

 そんな奴らに

 「ギリギリ合格おめでとう!」なんて言われたくなかった。

 21時までの居残りがその日で終わり、気分転換にカラオケに行っていた。

 すると母からメールが。

 『どうだった?』

 『合格した。』

 『おめでとう!頑張った甲斐があったね。』

 どうしたの?マジキチばば!?機嫌良いじゃん?!と思った。

 私は何点だったか言おうか迷った。言ったら罵声を浴びせられる・・・。

どうしよう。 案の定、罵声が待っていた。

 「あんた何点だったの?」

 「・・・71点。」

 「100点取れなかったの?」

 「うん。」

 「他の人は何点?」

 「100点の人とか90点台の人いた。」

 「なんで100点取れなかったの?」

 「難しい問題に当っちゃった。」

 「合格点は何点?」

 「70点。」

 「ギリギリじゃん!あと、ちょっとで不合格だったね。」

 「うん。でもね、ずるいんだよ!」
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