イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~
 しかし、私は、愚かな過ちに気付いていなかった。

 内部生(イジメっ子)という名の殺人兵器が教室中に

散らばっていた事を。そしてその殺人兵器を持って襲い掛かってくる

兵士(外部生)の存在を。

 私が教室にいなかった1週間のお昼休み、内部生が外部生に私が事件の被害に

遭った事を告げていたのだ。

 ある日、いつも通り非常階段にお昼を食べようとした時、外部の石井という子に

話しかけられた。

 「ねぇねぇ!貴女、佐岡さん?」

 「はい。そうですけど…それが何か?」

 「私、石井っていいます。宜しくね!」

 「よろしくお願いします。」

 「良かったら今日、お昼一緒に食べない?」
 
 「え!?私なんかで宜しかったら宜しくお願いします。」

 (なんで?なんで私なんかに声かけてきたの?キモい!!何か

企んでるな?!)友だちなんかになる気もなかった為、質問された

ことは全て敬語で返した。
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