虹結び
誰かと一緒にお弁当食べるのってこんなに楽しいんだね


なんか暖かい気持ちになるし

いつも昼休みは一人だったから暗い気持ちになってた


「あ!!もう昼休み終わるね。教室に帰らないと」


「えっ!もうそんな時間?」


楽しくて時間が経つのが分からなかった




帰らないといけないのか


あのクラスに


「……」


暗い顔をしている私に相原君は肩をポンポンと叩き


「俺がいるから。ね?」


私のたった一人の理解者


「さ!!行こう!!」


相原君に手をひかれ教室に戻った。
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