秘密の恋

『いいよ…。美奈子さん』
リオのパパが なんでお母さんの名前呼ぶの?
呼ばないでよ…
ママに軽々しく 触んないで
ママとどんな関係かしらないけど

『私に 関わんないで!!』

これが 今の私にとって
精一杯の抵抗…。
するとお母さんは こう言った。

『そんなに
二人と暮らすのが嫌なら
そんなに 関わりたくないなら
出ていけばいいじゃない?』


なんでお母さんは
そんなこと言うの?
私の為 それとも2人の為?
どーでもいいや…。


『お母さんは私が邪魔なんだね』

『そんなこと…』

『だったら 御望通り
私は出て行ってあげる。
正し 絶対に家には戻らない
探しもしないで
あんたなんか
母親でもなんでもない』

そう私は 言うと
目の前に立ち尽くす2人を避け

携帯 財布を持って…
何も考えないで
ただひたすら走った

あんな家なんかに 帰んない
絶対に

と 胸に誓いひたすら走った。


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