アイラブユーの定理


実はこの時彼氏様は、夕食後だっただけに、少し眠たくなっていた。


彼女がなんだかんだと言うのはいつもの事だったので、慣れた彼氏様はそのまま眠ってしまったのである。




そんな事など知らない私は、彼がくだらないと思って、あきれて寝たのだと思った。




これは…




結構…




キツい…。




私は彼の事、大好きで大好きで仕方ないのに、どうしてそれが伝わらないんだろう。


誰のためでもない、あなたとこの気持ちを共有したいのに…。




落ち込んでしまった私は、ソファーで眠る彼をほっぽいて、寝室へよろよろ行って、そのままふて寝した。


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