漫才から始まる
これは、困った…
別に、このままほかっておくのもいいんだけど…
なんか、気になるし、ってかなんで先生が教卓で寝てるのか、知りたいし!
ということで、私はガチで先生を起こすことにした。

ホントに気持ちよく寝てるんだけど…こいつ…
眉間を人差し指でギューッと押してみた。
でも、ただ変な顔になるだけだった。

「先生…あんた、どんだけ寝れば気が済むの!!」

「づらくださいっ」
その声の主は先生だった。
「なんで、はげとんねん!!ってか、どんな夢みとん?」
…………………ってか、先生ってやっぱ…ちょっと………かっこいいなぁ~結構顔整ってる方だよね…いいなぁ~私とは大違いだなぁ~
なんて、思っていると、何をしても起きなかった奴はゆっくりと目を開けた。
「うん?」
先生の少し茶色の瞳がこっちを見た。
「…………起きた……………………………。」
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