漫才から始まる
誰もいない教室

何の音もしない教室

今は私だけの空間

静か



「はぁ~あ、みんな今日は来なければいいのになぁ~」



朝なのにもう少し暑くなり始めている。
夏も本番らしい。

早いなぁ~

時間は、時々速くなったり、遅くなったりする。実際はそんなことはあるはずないんだけど、私はそう思う。


「どっか遠くに逃げてみたいなぁ~」


まだ、部活が始まるまで時間があるし、私は屋上に行くことにした。
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