オカシナふたり
ともかく、真面目に出勤しようとする出足をくじかれてしまったトモカは
『メンドクサイなぁ』なんて思う気持ちを隠しつつオバサンの方に再度振り返った。
「えっと……どうかしました?」
日ごろのエステでのバイトで学んだ愛想笑いを浮かべながら、少しでもオバサンとの会話を早く切り上げようという思いでオバサンに尋ねる。
「その……アナタって一人暮らしよね?」
この質問を受けて――普段はステゴザウルス並に鈍い――トモカの神経が珍しく反応した!
(ヤバっ!! 男の子を連れ込んだのだがバレた!?)
『メンドクサイなぁ』なんて思う気持ちを隠しつつオバサンの方に再度振り返った。
「えっと……どうかしました?」
日ごろのエステでのバイトで学んだ愛想笑いを浮かべながら、少しでもオバサンとの会話を早く切り上げようという思いでオバサンに尋ねる。
「その……アナタって一人暮らしよね?」
この質問を受けて――普段はステゴザウルス並に鈍い――トモカの神経が珍しく反応した!
(ヤバっ!! 男の子を連れ込んだのだがバレた!?)