最初で最後の私の恋【完】
先生の言葉を理解するまで最低でも30秒はかかった

するといつまでも黙ったままの私を不安に思ったのか

「なつみ、ちゃん…??」

不安げに顔を覗きこんできた

『わ、私なんかでいいの…?他の男の人に少しでも揺らいだんだよ??それにすぐに体調くずすし走り回ったりできないし素直じゃないしそれに…』

言ってて自分の不甲斐なさが見に染みた

だめだな私…


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