最初で最後の私の恋【完】
「お母さんたち、よっぽどなつみちゃんが心配なんだね」

『もう、ほんと…』

「なつみちゃん」

『何??』

「キスしない??」

『えっあっ、えーっと…その、ふっ…』

優しく包み込むようなキスだった

『あっ…ふっ…せ…んせ…』

なかなかやめてくれなくて私が酸欠状態になって苦しそうにしたらようやく離してくれた

『はっはっはっ…せ…先生の…はっ…ばか…』

「ご、ごめんつい…」

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