愛の天使が舞い降りた

いつもの帰り道を下校中

さっきから、背後に視線を感じる

でも、振り返っても誰もいない


「…気のせい?」


そう呟いて進行方向に向き直ると、視界が暗くなった


「佐野園香。来てもらおうか?」


私の前に立っていたのは、いつかの公園で棚橋くんにボコられた男の人だった


「い…いやです」


後ろに後ずさる

が、逃げられなかった

後ろには、この人の仲間が2人いて、私はあっさり捕まってしまった

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