愛の天使が舞い降りた

怖いから足早に、公園を通り過ぎようとした

のに…


ドンっ!!


公園の出入口から飛び出して来た、声の主であろう男の人が私にぶつかった


「きゃあ!」


思いっきり転んだ
痛いよ…


「ってめ、邪魔なんだよ」


ぶつかって来たのはそっちなのに!

でも、怖いから謝る
私、悪くないのに…


「す…すみません…」


謝ってすぐに逃げたいのに、擦りむいた膝痛いし…
足がすくんで動けないし…

もぅ、やだぁ!!

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