愛の天使が舞い降りた
「何?…女連れ?」
そう言った生徒会長が棚橋くんの後ろを覗こうとする
ヤバい!
見つかる!
っと慌てたが、棚橋くんが素早く私を見えないように庇う
「お前には、関係ないだろ?」
「確かに。お前が連れてる女なんて、興味なんてない。どーせお前と同じ低能で馬鹿な「光夜!!」
生徒会長の言葉を遮り、怒鳴る棚橋くん
今にも殴りかかりそうな勢いだ
「…俺を殴ったら、父さんは黙ってないぞ?」
勝ち誇ったように、余裕の笑みを浮かべる生徒会長
「っ!…父さんに似て卑怯な奴だな」
「負け犬の遠吠え…っと、時間を無駄にしたな。じゃぁな、母さんによろしく」
そう言い残して、生徒会長はその場から去って行った