愛の天使が舞い降りた

「あの…生徒会長と知り合いなの?」


お互い知っているような会話がされていたので、気になった


「あぁ。双子」

「え?」


ふたご…?
双子?!

似て無さすぎだよ?!
ってか、名字違うよね?!


「二卵性双生児だから、似てないかもね。…離婚してるから、名字も違うし」

「…離婚…」


この先は、踏み込んではいけない領域な気がして、それ以上は聞けないっと口を閉ざした


「うん。俺は、母さんに。光夜は父さんに引き取られた。だから、名字が違うんだよ」


淡々と話し続ける棚橋くん

聞いてていいのかと思ったが、話してくれてるから黙って棚橋くんの話を聞いていた

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