愛の天使が舞い降りた
『あの…園香さん…』
凄く小さい声で私を呼ぶラビィ
ちょっと、様子が変だ
「ん?…具合でも悪いの?」
天使に具合があるのかは知らないが、今のラビィは顔色が悪い気がした
『ごめんなさい…』
「…何が?」
ビクッっと震えるラビィの肩
本当に何があったの?
ちょっとだけ、嫌な予感がする
『ごめん…なさい…ま…間違えて…たん…です』
切れ切れに話出すラビィ
そして、言葉を続けた
『佐野園香の相手は棚橋優夜じゃなかった…の』