愛の天使が舞い降りた

私は、悲しみと怒りに任せて夜の街へ飛び出した

ラビィは追いかけて来ない

よかった。
今、目の前にラビィが現れたら、私はきっと怒りをぶつけてしまうから

気づけば頬を伝う涙


運命だから、私は棚橋くんを好きになっちゃいけないの?

運命だから、私は米山光夜を好きにならなきゃいけないの?


考えれば、考えるほど悲しくなってくる

そして気づけば、棚橋くんと初めて出会った公園の入り口に立っていた

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