愛の天使が舞い降りた

たぶん、無意識に期待をしたんだと思う

ここに来れば、彼に会えるんじゃないか?…って

でも、公園には誰もいない

当たり前か…

少し夜風に当たって冷静になってきた私

公園の時計は22時を指していた

帰ろ…
さすがに、危ない気がする

来た道を戻るため、振り返った

そこには、私の行く手を阻むように、誰かが立っていた

< 42 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop