愛の天使が舞い降りた
「そう…なんだ」
再び押し寄せる不安
「大丈夫。俺が本当の相手だ。心配いらないし」
きっぱり言い放つ優夜くん
その目は自信に満ちている
自信があって、喧嘩も強くて、優しく私を引っ張ってくれる
今も、不安の中から私を助けてくれた
「…うん。私も優夜くんが本当の相手だって信じてる」
言いながら、私は彼と繋がっている手に力を込めた
そして、優夜くんも答えるように、私の手を握ってくれた
『ボクもお二人が結ばれることを、心から願っています。…では、ボクはこの辺で失礼します』
っと、私達に背を向けるラビィ
「え?行っちゃうの?」
いきなりの行動に驚く