愛の天使が舞い降りた

『はい。ボクのミスがお二人に迷惑をかけた…だから、ヴーナス様から帰還命令が出されたので』


「そっか…でも、ラビィは本当に私の愛の天使だったね。ラビィが来なかったら、優夜くんが今ここに居ることはなかったもん」


驚いた顔で振り向くラビィに、もう一言伝える


「ありがとう…ラビィ。私を優夜くんに巡り会わせてくれて!」


私のその一言で、ラビィの涙腺が崩壊した


『ありがとう…』


最後に言い残して、ラビィは虹が消えるようにスッと姿を消した

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