―《実話》―永遠の初恋~今でも君を愛してる~
それからはあまり玲とは一緒に帰ったりすることはできなかった。



男子テニス部はあまり強くはないため、
大会前でもさほど練習に力は入れないが、


女子はかなり強豪で有名なため、夜遅くまで練習をしていた。



だから、帰りは1人………。



玲と帰りたい……。


玲と話したい…………。



でも、大会前だから我慢して、1人で帰ることしかできなかった。



「寂しいよ………。賢太郎………。
玲ともっと話したいのに話す時間ないよ………。」

と電話で賢太郎に話してみた。


話したけど返ってくる言葉はだいたい予想はついていた。



こんなこと言ってもそれは向こうの都合だから俺らにはどうしようもない。
というような言葉が来るであろうと思っていた。


しかし賢太郎は………、
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