―《実話》―永遠の初恋~今でも君を愛してる~
「は?んなこと言ってたら一生玲ちゃんと付き合うことなんかできねぇぞ!
何弱気になってんだよ。
俺はお前の初恋を応援する。
だから強気になれよ!」


賢太郎のその言葉は力強く、俺の弱りきった心にかなり響いた。


「あ……ありがとぅ………がんばるよ!」




また賢太郎に勇気をもらってしまった。


「明日話かけろよ~!部活始まる前に!じゃぁ俺は今日は寝るな。おやすみ。」


「わかった!おやすみ。」



そう言って二人は電話を切った。



その夜、玲のことが相変わらず頭から離れなく、あまり眠ることができなかった。



これが恋なんだ。
って改めて実感した。
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