―《実話》―永遠の初恋~今でも君を愛してる~
次の日、賢太郎は風邪で学校を休んだ。



賢太郎がいないクラスはどうも盛り上がらない。


クラスのムードメーカーの賢太郎。



クラスの仲間と今日も楽しくすごした。

今日の授業はなぜか、かなりつまらなかった……。


賢太郎の盛り上げがないからクラスは静かだった。


授業の言葉が全て耳から抜けていく。



時間はあっという間にすぎた。


俺はすぐ教室を出て部室の近くをウロウロしていた。


待って待って待ち続けた。


部活が始まるまであと30分もある。
だから、当然まだ誰も来ない。


その時、後ろから誰かが俺の肩を叩いてきた。
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