《短》私の秘密★【完】
「私は吏望のみたいな人が好きなのーっ!!…って…」
私が吏望の名前を叫んだ刹那、タツから解放された。
「タツ…?」
何で、悲しそうな顔してるの?
何で、私を簡単に離したわけ?
…わからない…。
所詮、私なんて道具なんだね。
キスしたのも気まぐれ。
“付き合え”と言ったのは、那々を助ける為の、単なる契り。
「教室、戻る」
私はお弁当をそそくさと纏めた。
「「音々――っ!!」」
そして教室を飛び出した。
わけもわからないイライラと悲しみに襲われる。
…タツの馬鹿!!!!
私が吏望の名前を叫んだ刹那、タツから解放された。
「タツ…?」
何で、悲しそうな顔してるの?
何で、私を簡単に離したわけ?
…わからない…。
所詮、私なんて道具なんだね。
キスしたのも気まぐれ。
“付き合え”と言ったのは、那々を助ける為の、単なる契り。
「教室、戻る」
私はお弁当をそそくさと纏めた。
「「音々――っ!!」」
そして教室を飛び出した。
わけもわからないイライラと悲しみに襲われる。
…タツの馬鹿!!!!