《短》私の秘密★【完】
タツは唇を離す事なく立ち上がり、私をテーブルに座らせた。



「ぅん…タ…ツ…っ……」



自分のブレザーとセーターを脱ぎ捨てると、私のコートのボタンを外し始める。



「体で教えてやる」



「な…何を…?」



タツは私のブレザーやセーターをテーブルに敷き、カッターシャツのボタンに手を掛けた。

「俺は好きな女しか抱かない」と、私をテーブルに押し倒す。

…え?;;

私、処女なんですけど?;;



「あんっ…―――」



けど、気にしてなさそうなタツは、私の首筋に舌を這わせた。

きっとタツは唇で、気持ちを言えないんだ。

…わかったよ、タツ。

私はタツの腕を掴んだ。
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