《短》私の秘密★【完】
行為が終わると、タツは二つ連なる私の横のテーブルに、上半身、裸のまま、腰を下ろした。
自分はちゃっかり、下着もズボンも穿いちゃって…。
私は重たい腰を必死に動かし、起き上がり、下着を戻した。
カッターシャツを羽織り、スカートだけを穿いて、タツを見る。
「何や」
「何でくっついてくれないの?」
えっちをした後って、こんなに離れるのが寂しくなるの?
もっともっと、くっつきたくなるモノなの?
「はぁ…。自分から来いや」
タツは私に呆れながらも、引き寄せてくれた。
私はタツの腕に抱き着いた。