《短》私の秘密★【完】
ROUND‐4‐過去
「は?付き合った??」
翌日の朝。
私は亮英のサボりに付き合わされ中。
だから、タツとの事を報告したんだ。
ヤってしまった事は、内緒だが。
ちなみに那々は、睨んで来てたヤツらとは違う、大人しい子たちの集まりと、友達になったんだって。
だから亮英の呼び出しには来なくて、屋上でまた2人きり。
タツは遅刻みたいだ。
「いつの間に惚れてたんだよ?」
「わかんない(笑)」
私は「えへっ!」とふざてけ見せた。
亮英は「よくわからんヤツらだな」と、コーラを飲んでる。
呼び出しといて、私には何もない。