永恋~わたしと大好きな先生~


ふわふわした気持ちの中に、もう聞き慣れた声が耳に入ってくる…。


“ガバッ”と起きたあたしにめがねの奥の目が微笑んでみせた。



「放送で呼んだんだけどなあ…。聞こえなかったか?」


近づいてくる足音がやけに耳に響く……


「ぁっ…あーはいっ。すみません……」





< 2 / 8 >

この作品をシェア

pagetop