永恋~わたしと大好きな先生~


適当にスカートを直して眩しい先生に目を細めた。


「青井。今日2者面だぞ?」


「えっ?!忘れてた……」

えみの頭の中で面談などすっかり忘れ去られていた。

「‥はは…だと思ったよ。」

「…う…」



―さすが先生だなあ…
―なんでも分かってるよ…。

なんて、どこか恥ずかしい気持ちになったえみに
先生が突然提案した。

「まぁいい。ここでやっちまうか?!」


―うえぇっ?!!
―ここで?屋上で2人きり?!!
―ムリ、ムリ!無ー理ー!!!!!


いくら担任でいつも先生を見ているえみでも
やはり二人きりとなると緊張してしまうのだ。


「よしっ!じゃあそこに座れっ」


―いやいやいや。
―始まってるし。


えみの答えを待たずに面談はスタートされた。


「う゛ー。…っはい…」



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