鬼畜王子のメイド様。



「うへ~」


だ、だめだ。やっぱりしんどいです。
私は布団にもぐりこんだ。


「大丈夫か?どっか痛むか?」

「だ、大丈夫」


顔なんて見れない。きっと赤い。
おかしいよ私。二人きりってだけなのに。


「顔見せろ」

「や、やだ!」

「わがまま言うな。ミジンコ野郎」


いいもん、いいもん!
ミジンコでも全然いいもん!

あなたのそばにいれるだけで幸せ~。

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