鬼畜王子のメイド様。


仕事が速いですね、雨宮王子。
これなら将来、期待できそうです。


二人で歩く夕方。

こうやって歩いてると、私たちカップルにみえてるのかな?

そうだと…嬉しいな。
私の隣を歩くのは雨宮だけだよ。


「お前、ちっちゃいな」

「…牛乳飲んでるもん」


だけど、背が一向に伸びないのよ。

何の嫌がらせなんだろうね…ほんと。

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