鬼畜王子のメイド様。



「ミジンコ、時間だ。さっさと着替えて準備しろ」

「は、はい!」


私は逃げるように雨宮家へ。
あの空気にいるのは、耐えられない!


それにしても和樹くんは何を考えてるんだろう。

いきなりキスしようとしたり。
というか、一度されたか…。

いや、アレはなかったことにしたから。
カウントしない!


別に悪い人では、ないんだけどなぁ。
ああいう、中途半端なことするから…。


ちょっと苦手な感じするんだよなぁ~。

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