鬼畜王子のメイド様。



『急にお誘いしてすいません』

「え、全然いいですよ。むしろ喉乾いてたんで」


そうですかと言って笑う理沙子さん。
やばっ。私、貧乏くさいこと言った…。


「で、…何かあったんですか?」

『実は…修也様には許婚がいるんです』

「…い、いい許婚?」

『はい。幼なじみの桜子様という方なんですが…』


雨宮に許婚…。
お嫁さんになったら大変そう…。

家畜だしなぁ~、あ~怖い、怖い。

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