鬼畜王子のメイド様。



無断で入るのはちょっと罪悪感あるけど…お仕事できないし。


あとでぐちぐち言われるの嫌だし。
…入っちゃいます!!


ドアをガチャッとゆっくり開け部屋へ。
…雨宮くん、お邪魔します!


机の上を見ると書類が山積み。
その隣でスヤスヤと眠る鬼畜王子。


「な~んだ。寝てたのか」


だから返事ができなかったわけですね。
無視されてなくて良かった。


安心、安心。

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