天国へのカウントダウン




誰もいなくなった病室がやけに寂しい





「ふぅ…」





ベッドから見える夕焼けが本当に綺麗だ…





コンコンッ…
誰かがノックした





「はい」





『小林彩の母親です』





「ぇ…」





「ぁ…どうぞ!入ってください」





落ち着いていた心臓が
また焦りだす…





『お邪魔します…』





何か怒られるのかな…




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