天国へのカウントダウン




『あの…亮くんに聞きたい事があるの…』





「さっきの独り言か?」





『…彩ちゃんの事…』





『昨日来てなかったから…』





昨日…あのメ−ル…
彩に何かあったのかな…





「知らんな〜…」





わざとらしく答える。





『そっか…何もなければいんだけど…』





「てかもう彩って名前出さんといて…」





『ぇ…やっぱ何かあったの…?』





「…」





『ちょっと…亮くん!』




早歩きで逃げる僕の腕を
両手で掴み離さなかった




「教えてよ!私だけを見……」



「お前に関係ねえだろ!うっとおしんだよ…」





『ごめんなさぃ…』




どちらも喋りかけない
重い空気のまま2人は学校に向かう…





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