俺様ヤンキーに愛されて。
「こっ…これに乗るの?」
あたし達は今白金の愛車の前にいる。
白金の愛車はデカイし…デザインがすごい派手。
「乗りたくねぇ?」
白金が悲しそうな顔をしてあたしを見つめる。
こっ…子犬みたい…。
あたしの母性本能がくすぐられる。
…でもバイクは怖いよ。
あたしは白金をチラッと見る。
ぐはっ!!!!
そこにはさっきの表情の白金があたしをずっと見つめてる。
負けちゃだめ!!!!
絶対後から後悔する!!!
ーチラッ
負けました。
…カワイすぎるよぉ。
「のっ…乗りたい…」
「マジで!?」
白金はすごい嬉しそうな顔をして笑う。
かっ…カワイイっ…。