俺様ヤンキーに愛されて。
「バーカ」
力が抜けて荒い息を整えているあたしに向かって白金はいい放つ。
そして白金はあたしを抱きしめてあたしの頭に自分のあごを乗せて話し出す。
「俺にさからったらもっとすごい事されるって
分かったか?」
…はい?
「な…どういう事?」
あたしは白金に抱きしめられててしかも自分の頭に頭を乗せられてるから白金の顔が見えない。
「さっき俺にさからったからもっとすごい事しただろ?」
…さっき…?
!!!!!!!!!!
「まさかさっきキスしろって言われて
あたしがしなかったからさっきの…キ…スしたの?」
「そう」
白金は嬉しそうな声で話す。
…Sだ…。
白金はドSだ…。
かなりの…俺様ヤンキーだって事を
あたしは今さらながら実感した。