俺様ヤンキーに愛されて。
「俺がお前を落とすワケねーじゃん」
そう言って白金はあたしにメットを渡してくる。
「えっ…で…でも…////」
今の言葉にキュンときちゃってるあたし。
気付いたらメットを受け取っていた。
「行くぞ」
そう言って白金はバイクのエンジンをかける。
大きな音とともに体に震動がくる。
「えっ…ちょっチョッと待って!!!!」
あたしは焦りながら
…メットを被ってしまった。
「つかまってろよ」
いきなり体が引っ張られる。
「きっ…きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
あたしの叫び声とともにバイクはスピードを上げて走り出した。