俺様ヤンキーに愛されて。
もっと…?
あたしは今白金と一緒に駅までの道を歩いている。
白金はあたしの少し前をゆっくり歩いてくれる。
「今日はバイク乗って来なかったの?」
あたしは白金の背中を見つめながら話す。
「あぁ…。
今ダチに貸してっから」
白金は前を向いたままあたしの質問に答える。
「そうなんだ」
「もしかして乗りたかった?」
白金は振り向いてあたしの髪を触りながら話す。
「っえ!?そんなんじゃないよ」
「ふーん」
あたしが答えた後白金はあたしの髪を触るのをやめて前を向いてしまった。